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つぶつぶ雑穀の違い、選び方について

当ショップで販売している雑穀には3つの分類があります。
それぞれの違いをご理解いただいたうえで、当ショップご利用のみなさんには、栽培者のみなさんを応援する気持ちを込めて、「つぶつぶ栽培者ネット産」を主にご利用いただければ幸いです。

\オススメ!/
つぶつぶ栽培者ネット産


つぶつぶの活動に賛同し、自宅でつぶつぶ料理を実践している栽培者さんが育てた雑穀です。

主に、手作業で無農薬・無化学肥料で栽培しているため一人当たりの生産量が少なく、本当に希少な国産雑穀です。 販売時期が年明けから春にかけての限られたものが多くなり、夏から秋にかけては欠品することもあります。

【基本の価格】

  • 1カップ 860円(税込929円)
  • 3カップ 2,410円(税込2,603円)

一般国産


主に岩手県産のものになります。取扱業者に農薬の使用がないことを確認してもらっています。

岩手県、特に県北地域では一農家の栽培面積が小さく、昔からの方法で手作業の栽培です。栽培をやめていく人が多く、雑穀の生産量が著しく減少しています。岩手県産では需要をまかないきれないので、最近では北海道産のものも扱っています。

【基本の価格】

  • 1カップ 840円(税込908円)
  • 3カップ 2,320円(税込2,506円)

海外産


日本ではほとんど栽培されていない雑穀、また、国産雑穀がさらに少なくなってしまうかもしれないという状況から、有機JASを取得した中国モンゴル地方のもちキビやヒエ、高キビを扱っています。

海外産に関しては認証を取得したものや信頼できる個人の方が買い付けしたものです。

【基本の価格】

  • 1カップ 810円(税込875円)
  • 3カップ 2,230円(税込2,409円)

※ 五穀、キヌア、ソバ粉など、一部商品は上記の価格の通りではありません。
新価格一覧は最新のショップカタログをご覧ください。

つぶつぶ栽培者ネット産 雑穀にかける想い

国産雑穀の栽培面積は減少の一途を辿っています。

つぶつぶ栽培者ネットワークを始めて24年になります。
雑穀を栽培してくれる人を探し、栽培方法の情報交換、調整機械・方法の情報共有をめざし、収集をしてきました。

つぶつぶ栽培者ネットを始めた頃、種はどこにあるのかも分からず、食用雑穀を販売している自然食品店の方の聞いてみたり、種まきは全て手作業、収穫調整作業は手作業もしくは米用の機械を流用して、手探りの中、栽培技術を確立していきました。

買うだけでなく、都会に住んでいる人でも栽培の楽しさを味わってもらおうと、1998年からライフシードキャンペーンを始め、雑穀のタネの有料配布を行い、毎年300~400人の方が参加してくれます。

4月、5月の2ヶ月間の企画で、もちキビ、もちアワ、うるちアワ、高キビ、アマランサスの5品目の配布です。

1%からの自給を合言葉に、プランターでベランダでも栽培できます。

今年からはつぶつぶ料理コーチとの企画で雑穀栽培体験とミニ料理教室が開催され、多くの人に雑穀栽培を体験してもらっています。

雑穀栽培を目指して新規就農する家族も増え、つぶつぶ周りでは確実に栽培者が増えています。 つぶつぶに賛同し、参加してくれた生産者には感謝しています。

現在、20数名の栽培者ネット参加者がいて、栽培品目はヒエ、もちキビ、もちアワ、うるちアワ、高キビ、アマランサス、エゴマの7品目あります。

つぶつぶ栽培者ネットではあらゆる農薬を使わない、化学肥料も使わない、できる限り自然な農法で栽培する、という約束があります。栽培には多大な労力が必要で当然価格も上がります。

今まではつぶつぶの販売量は少なかったので栽培ネット産と一般国産のものを同じ価格で販売していました。それを、再生産可能な価格で買い取り、適正な価格で販売するという、当たり前の形にしてい句ために、今回のラインナップの変更を決意しました。 販売量も徐々に増えつつあります。

皆様にはつぶつぶ栽培者ネット生産者を応援していただければ幸いです。

栽培者ネット事務局長 郷田和夫