
人・食・光の循環する家作り「風の家族」
〜雑穀に魅せられて始まった食と暮らしの大冒険〜
「とことん自分自身のいのちと向き合って生きてみよう」、
「とことん自然と向き合って暮らしてみよう」と家族連れ立って仕事を捨て、
頭を白紙にして体当たりで生きた数十年は迷いながらの危なっかしい日々でしたが、
「愛と信頼に満ちた人間関係」と「お金と権力に支配されない暮らし」と「感動に満ちて充実した日常」と
「自然や誰かを搾取したり踏みつけたりしなくても得られる豊かな暮らし」を育ててくれました。
それは、現代の価値観にどっぷりと浸かっていたころには想像することもできなかった生きることの実感と醍醐味に満ち、
自然との一体感を感じる暮らしです。
このDVDは、その家づくりと体当たりの暮らし(1995〜2001年)を90分にまとめたドキュメンタリーです。
本物の暮らしのイメージを取り戻そう
心を解き放すもう一つの暮らしの大冒険
「私が今見ている世界が現実なら、この500年に世界で繰り広げられた残酷な歴史が事実なら、
人は欠陥を持って生まれた生き物に違いない。その現実をどうやって受け入れたらいいんだろう。」と、
とまどいつつ生きる日々の中で、絶望感は深まるばかりでした。
どうやったらこの現実をひっくり返せるのかと思うと、一人の力のあまりの小ささに無力感は募るばかり。
でも、ある時ふっと気づいたのです。
「社会というと、固まった巨大な岩のようなものとずっと考えていたけれど、
この私もその社会を構成する一員、社会というのは私と同じように悩み不安におののきながらも希望に向かってかけがえのないいのちを生きている小さな私の集合体だということに。
だとしたら、私自身の変革はどんなに小さくてもかすかでも必ず社会の全体像を変える力になるはず。
不平を言ったり現実を憂えてるひまがあったら、自分自身をこのゆがんだ歴史の流れから救い出すことに全力をあげるしかない。」
ということから、私の「心を解き放すもう一つの暮らしの探検家」としての大冒険が始まったのです。
Let's ファーミング クッキング ヒーリング
農と食と医の自立
長い間孤独な試みを続けていましたが、運良く、思いを共有し助け合うことのできる相棒に出会うことができ、
一緒にスタートしたチャレンジは次の3つでした。
<脱出後に自立して生きていくための基礎技術としての一番は、自然界から直接食べ物を分けてもらう方法です。
毎週、小田原の自然農法を研究する農場に通い畑仕事の初歩から学んでいきました。
そして2番目は体の生命力を最大限に高めて能力を発揮させる食の技術、
今では未来食として確信持って伝えられる食術が身に付き育ちましたが、
現代食から転換し始めた当初は技術も裏付けもなく暗中模索の日々でした。
この2つの技術があればスーパーやコンビニがなくても、
冷蔵庫や冷凍庫がなくても生きていけるので現代社会への依存度はぐーっと低下します。
自然や他国の人々を搾取したり踏みつけたりしなくても成り立つ食卓はその事実だけでも心を豊かにうるおしてくれます。
さらに3番目のチャレンジは、自分の力で体の治る力や生命再生力を応援して健康を保つ体の調整術です。
操体法との出会いから体の本来の能力を目覚めさせることができました。
そして体との信頼関係を取り戻すことができたのです。
2番目の食の技術とこのセルフヒーリング術のおかげで、
子どもたちの出産も含めて18年間医者にも薬にも縁のない暮らしが実現しています。
本物の暮らしのイメージが
ゆがんだ暮らしのイメージを追い払う
いよいよ、自然の懐に向かう日がやってきました。
前述の三つの技術を習得したおかげで、見えない鎖を外すことができたのです。
そして、見えない檻からの脱出に挑戦するために、1990年の夏に、家族5人でここ山形県の雪深い山裾の土地に引っ越してきたのです。
今では6人家族になりました。
自然と体当たりで向き合うこんな暮らしの中で、未来食の技術とその背景になるコンセプトが研ぎ澄まされていきました。
その6年間(1994〜2001年)の過程を日々記録した映像が「風の家族-人、食、光の循環する家づくり-」です。
可能な人から始めて、一人でも多くの人々が責任を持って自分自身の価値観や暮らしを見つめ直し一歩ずつ変えていけば、社会は確実に姿を変えていきます。
洪水のようにまき散らされてきたゆがんだ暮らしのイメージを一層するには、それに変わる本物の暮らしのイメージをみんなが共有することです。
この記録DVDがそのためにほんの少しでも役に立つことを願っています。
2001年 ゆみこ

1 | 未来食アトリエ レストランFu・サバイバルセミナー(料理教室) | 2 | 山形県上大石沢・家族の紹介 | 3 | メインタイトル「風の家族〜人、食、光が循環する家作り」 | 4 | 井戸の話 | 5 | 水糸を張る、家作りのコンセプト | 6 | 基礎工事 | 7 | 木材の搬入 | 8 | 軸組 | 9 | 建築工法の工夫について(話・丸山氏) | 10 | 埋炭 | 11 | 建舞前夜祭 | 12 | 建舞 | 13 | バイオガス・プラントを作る−大まかな穴を掘る | 14 | バイオガス・キャラバン到着 | 15 | バイオガス・プラントを作る −穴掘り〜生コンクリートを流す、バイオガスの仕組み | 16 | 昼食と昼寝 | 17 | バイオガス・プラントを作る−レンガを積んでタンクを作る | 18 | 夕食 | 19 | バイオガス・プラントを作る−タンクの外側にモルタルを塗る | 20 | 土の山で遊ぶ子供たち | 21 | バイオガス・プラントを作る−点検口を作る〜完成 | 22 | 菅刈 | 23 | サマーキャンプ−笹ダンゴを作る | 24 | サマーキャンプ−快医学の実践講座 | 25 | サマーキャンプ−完成したバイオガス・タンクに入る | 26 | 子供たちのブランコ遊び | 27 | 屋根を作る | 28 | 屋根ガラスを取り付ける | 29 | 温室ガラスを取り付ける | 30 | 風呂を作る | 31 | 風呂の蛇口を作る | 32 | 簡易水洗トイレ | 33 | クリ拾い | 34 | 子供たちの料理 | 35 | 家の室内を作る | 36 | バイオガス・タンクに牛のフンを入れる | 37 | 土壌トレンチ浄化システムを作る | 38 | 板壁を作る | 39 | 温室と部屋の境にガラス戸を入れる | 40 | 畳を入れる | 41 | 障子を張る | 42 | 薪ストーブを設置する | 43 | 1997年・家の外観 | 44 | 未来の誕生日 | 45 | 冬の風景、雪遊び | 46 | 子供たちも快医学を実践 | 47 | バイオガスの点火 | 48 | 春・家の畑 | 49 | 畑−雑穀の種を播く | 50 | 田植え | 51 | 家の畑、野菜の手入れ | 52 | 朝食の準備 | 53 | 桑の実のジャムとジュース | 54 | 川遊び | 55 | 上大石沢地区の盆踊り | 56 | 秋の収穫−サツマイモ掘り | 57 | 秋の収穫−稲刈り | 58 | 秋の収穫−雑穀の収穫 | 59 | 2000年・パーマカルチャー・ワークショップ | 60 | 土壁を作る | 61 | 2001年・いのちのアトリエの今 |
| |
|
撮影監督が語る・・・
こうして撮影されたテープは、およそ100本に達する。
家作りは、いつ果てるともなく今も続いている。
いつまで待っても切りがないので、
このへんで<風の家族>の家作り物語をまとめてみることにした。
現代には滅多にみることができなくなった、元気ではちきれそうな家族6人の暮らしと、
村人はもちろん、都会から大勢の人が参加する家作りの様子が画面に展開されるはずである。
これほど暮らすことを楽しんでいる家族をみたことがない。
監督:飯塚俊男
≫≫ 山形いのちのアトリエ ホームページ
いのちのアトリエからブログ発信!
≫≫ 「つぶつぶファームの雑穀生活日誌」