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見出し:つぶつぶマストアイテム 生産者レポート

見出し:無酸処理の海苔 出水天恵海苔株式会社(鹿児島県出水市)

「本物の海苔は、パリパリじゃなかと、『サクサク』いうてな!」そう語ってくれたのは、鹿児島県出水市で無酸処理の海苔作りを30年間続けている島中さん。奥さんと二人三脚、伝統製法の海苔作りを続けています。  私たちが、日々口にしている「海苔」がどのように作られているのか、取材してきました。

画像:島中さん夫婦

見出し:280年前に始まった海苔養殖の歴史

1736年(江戸時代/8代将軍吉宗)に日本で初めて海苔の養殖が始まりました。海の中に張り巡らされた網に海苔の菌を育てます。  出水市では、遠浅の地形を利用して支柱式という方法で海苔を育てているそうです。引き潮の時には海苔が海面に出て天日にあたり光合成がさかんになり、アミノ酸保有量が増え、病原菌も日光が殺菌してくれます。潮が満ち、海水のミネラルで海苔の菌は成長して いきます。毎年10月頃に網を張り、2月には柔らかくて美味しい海苔が出来上がります。

画像:海苔養殖をする浜辺

見出し:酸処理法とは

1980年代になり、伝統製法の海苔作りに「酸処理法」が導入され始めました。いわゆる、海の農薬です。酸処理によって海苔の病気を防ぎ、成長速度を速め、短期間でたくさん収穫できるようになりました。安定した収入につながることから瞬く間に日本中に普及されたのですが、利益や安定を求めた結果、出来上がった海苔は、海苔本来の美味しさと香りを失い、酸によって海水を汚染し続けることになっていったのです。

見出し:人が口にするものだからこそ、こだわりたい

そんな時代の流れに逆らうように、ここ、出水市では、海苔漁師の有志が集い、安全な、無酸処理の海苔作りに挑戦したのです。そしてそれが、今も続いています。
すべて手作業、波や天候に左右され、潮の引いた時間に摘み取りをする。とにかく収穫時期が来たら待ったなし、海と作業場を行ったり来たり、朝早くから夜遅くまで、1週間家に帰らない時期もあるそうです。海苔は生きているので、摘み取った後は時間が勝負!収穫から1日以内に大きな機械に入れて四角い海苔の形にして、乾燥して、出荷できる状態にします。
できあがった無酸処理海苔は、谷口俊明さんが運営する出水天恵海苔(株)で販売されます。谷口さんは、出水市の海苔に魅せられて「おいしい、本物の海苔、無酸処理の海苔を日本全国に届けたい!」 と、販売会社を立ち上げたそうです。

画像:焼きたての海苔

見出し:本当に美味しい海苔を、食べたことがありますか?

海苔といえば、おにぎりに欠かせない存在。
「のりを一口食べると『あまみ』が広がっていっちょってのう」と、島中さん。この香り、味、歯切れの良さを知ってしまったら、もう、他の海苔は食べられません。出水の海苔を食べるたびに感動します。島中さん夫妻と谷口さんの想いが形になった「海苔」は最高級品であること間違いありません。私たちが買うことでその生産の継続を応援できることが嬉しくなりました。

(文・郷田優気)

画像:焼きのり 薫 全型10枚入(乾燥のり)

焼きのり 薫 全型10枚入(乾燥のり)767円(税込 829 円)

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「酸処理をしない海苔づくり」にこだわっているため、味も香りも抜群!
意外や意外、おにぎりのお供だけではなく、おやつとしても十分活躍してくれる人気者で、歯が生える前からの大好物。
子どもっておいしいものをかぎ分ける天才!

焼のり極上 ★浅草★ 全型 10枚入(乾燥のり)2,500円(税込 2,700 円)

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焼きのり 薫 半型20枚入(乾燥のり)767円(税込 829 円)

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