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つぶつぶマストアイテム 生産者レポート

ねりごま 鹿北製油(鹿児島県湧水町)
和田久輝社長と鳥越  「草も虫も敵じゃない。お互いに共存しながら、やっていける道があるんです」
そう語ってくれたのは、鹿児島県湧水町の小さな製油所を営む2代目和田久輝さん。私たちが、日々口にしている「油」そして、「ねりごま」がどのように作られているのか、取材してきました。
明治時代の製法「石臼式玉締め法」で搾る
明治時代の製法  34年前、和田久輝さんは、家業である製油所の2代目を継ぎました。
 久輝さんの強い意志で、忘れられてしまった江戸時代からの搾油法、「石臼式玉締め法」の復活を掲げました。原料はすべて国産。さらに薪火で煎り、薬品や科学的な手法は使用しません。取り組みから30年、いまやなたね油、ごま油をはじめ、日本の5大油(椿・えごま・かやの実)が最高級品質で復活したのです。
 伝統製法の油と、現代の製油法では、1日の生産量は比較にならないほどの違いがあり、玉締め法というのは一見とても非効率的です。*表1参照

 実際には薬品や機械を使わないので環境に負荷をかけず、搾ったあとの油粕は畑の肥料や家畜の飼料にもなり、無駄がありません。当然、人の体への影響を考えるととても理にかなった搾油法といえます。
 しかしながら、油作りを「玉締め法」に切り替えてから、周囲に理解してもらえるようになるまでの道のりは厳しく、全てが順風漫歩に進んだわけではありません。それでも諦めない。強い信念を貫き、いまでは多くのお客様に愛されるメーカーとして本物の油を日本全国に届けています。
アレルギー・アトピーが教えてくれた、ほんとうに大切なこと
 「小さい頃からからだが弱くて、それで食べるものが大切だった。だから自分が売るものも当然、本物がいいよね。どれだけ言われても本物を提供したい。そう思って続けています。」
 久輝さんは、幼少期の鼻アレルギーを通して、健康には食事が大切だと気づき、様々実践されてきたそうです。医食同源という言葉の通り、食べ物の質が健康を左右することを実感したからこそ、妥協しない油作りにかける思いは人一倍。利益が出るうまい話には興味がなく、とにかく本物を追求して、あちこちに勉強に出かけては良いと思うことを取り入れてきました。
無農薬の国産原料、自然農法の農家との出会い
石臼玉絞り  「我々メーカーと生産者とは共存共栄でなければならない。生産者に安心して栽培していただくには、農作物を定期的に購入・販売するシステムが大切」。
 鹿北製油では、鹿児島県内外の農家を訪ね、契約栽培を依頼しており、無農薬であることはもちろんのこと、自然農法との出会いから、有機栽培で栽培しています。さらに、ごまやなたねの栽培の裏作で雑穀や米なども商品化しています。

 つぶつぶクッキングに欠かせない「白・黒ねりごま」は、とにかく風味が豊かでごま本来の味わいを楽しめる最高級品です。 原料には、化学肥料不使用の国内産ごまを使用し、薪を焚いて釜でじっくり煎ったあとに、昔ながらの石臼でねりごまにしています。 なんと、ねりごま100gにあたり、黒ごまは約44000粒、白は約50000粒を使用しているのだとか!
 鹿北製油が取り組んできた歴史背景を知り、本物であることを実感したいま、この「ねりごま」を今後も愛用していくことは間違いありません。
(文・郷田優気)

ねりごま(白)大
ねりごま(白)大(200g)

税込 2,484円

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薪を焚いて釜煎りにし、石臼ですりつぶしてペースト状にしたもの。
割醤油(醤油を水で割ったもの)で、ゴマバターに。


ねりごま(白)小
ねりごま(白)小(80g)

税込 1,080円

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ねりごま(黒)大
ねりごま(黒)大(200g)

税込 2,484円

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薪を焚いて釜煎りにし、石臼ですりつぶしてペースト状にですりつぶしてペースト状にしたもの。
甘酒黒ごまアイスなどに。


ねりごま(黒)小
ねりごま(黒)小(80g)

税込 1,080円

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